平成11年 6月 定例会(第4回) 平成11年6月11日(金)午前10時00分開会・
開議出席議員(24名) 1番 室谷弘幸 2番 岩村正秀 3番 山口忠志 4番 宮本啓子 5番 細野祐治 6番 上出栄雄 7番 西出清次 8番 坂野行平 9番 谷口久男 10番 西出 振 11番 小塩作馬 12番 若林幸子 13番 林 俊昭 14番 山村信一 15番
吉江外代夫 16番 酢田隆司 17番 林 茂信 18番 村井幸栄 19番 新後由紀子 20番 高辻乃三 21番 川下 勉 22番 宮田 勇 23番 平井 清 24番
矢田郷昭三欠席議員(0名)
△開会・開議
○議長(林茂信君) ただいまより、平成11年第4回
加賀市議会定例会を開会いたします。これより本日の会議を開きます。
△議長諸報告
○議長(林茂信君) 今定例会の説明員の出席に関する事項及び監査委員による各監査結果は、お手元に配付のとおりでありますので、御報告いたします。
△会期決定
○議長(林茂信君) 日程第1、会期の決定を行います。 お諮りいたします。 本定例会の会期は本日から6月25日までの15日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(林茂信君) 御異議なしと認めます。よって、会期は15日間とすることに決しました。
△
会議録署名議員指名
○議長(林茂信君) 日程第2、
会議録署名議員の指名を行います。 本署名議員には会議規則第81条の規定により、
矢田郷昭三君、室谷弘幸君を指名いたします。
△
市長提出議案説明
○議長(林茂信君) 日程第3、本日市長から提出のあった議案第48号から議案第62号までを一括議題といたします。市長から提案理由の説明を求めます。 大幸市長。
◎市長(大幸甚君) 本日ここに、平成11年第4回
市議会定例会が開かれるに当たり、最近の市政の状況と、私の施政方針並びに提案いたしております
一般会計補正予算及び
特別会計補正予算などにつきまして、その大要を御説明申し上げます。 市長就任以来、4カ月間をいただいた中で、時間の許す限り現場を視察するとともに、市内外を含め、いろいろな方々や団体からの御意見、御提言を賜り、勉強させていただきました。そして、本市が抱える課題を整理し、私の政治信条と相照らし、これからの市政運営を行うための肉づけ予算を編成して、今議会に提案したところであります。したがいまして、今議会はその内容を議論する大切な議会と位置づけております。 そこで、今までの施策推進の状況について、簡単に報告したいと思います。 市長に就任し、前矢田市長が手がけてこられた
セミナーハウスあいりす、
東谷口小学校、
東谷口保育所並びにいきいきランドかがの
屋外グラウンド等の竣工を見ることができ、一安心しております。また、
都市計画街路、
道路交通網、
山代住宅B棟、上下水道の整備について、順調に進捗しております。 そのほか、
地域振興券の交付による市民の消費意欲の喚起、
介護保険制度の導入に向けた準備体制の整備を行うとともに、新しい取り組みとして、「
加賀温泉郷ミステリーツアー」「
世界スター・アート展」を実施し、
観光客誘致に貢献したものと思っております。また、
スターブライト基金を通じ、小児患者の救済にも役立ちました。 次に、国の動向について、特に関心のあることについて述べたいと思います。 最近の景気の動向であります。6月の
月例経済報告によると、我が国の経済情勢は、景気は
下げどまり、横ばいで推移しているとしております。この背景としまして、
公共事業の大幅増、住宅建設の増加、さらには
鉱工業生産指数の増加基調が挙げられております。 個人消費は1月から3月期において予想以上に伸びております。しかし、企業の設備投資は進んでおらず、本格的な景気回復にはまだ課題が山積しておるとのことであります。 このような景気の状況の中で、雇用はますます悪化しており、
有効求人倍率も低下しております。本市の場合は0.42と、全国の0.48をも下回っております。 政府においては、秋に召集が見込まれる臨時国会に、緊急性の高い雇用対策を柱とする第1次
補正予算を優先的に編成し、その後に
産業競争力の強化や追加的な公共投資を盛り込んだ第2次
補正予算を編成する異例の二段階補正となる方針としております。一日も早い景気の回復を望むところであります。 そこで、こうした国の動向も踏まえ、本市の運営を行うための基本的な考え方について申し上げ、7万市民の福祉向上に努めたいと考えております。 一つは、行政のリストラについてであります。 戦後最悪と言われる景気低迷の中、民間企業においても大規模なリストラが実施されています。市においても、事務処理の迅速化や見直しを行い、徹底したリストラが必要です。また、地方分権の実施に対応するとなれば、なおさらのことです。 そこで、職員数の削減だけがひとり歩きするのではなく、むしろこれからふえる行政需要への対応として、さらなる行政効率の高まる手法を研究し、職員の能力を十分に発揮すること。 二つは、開発に関することであります。 「物」と「心」の調和のとれた
行政運営が求められています。開発は、都市の発展に必要なものです。しかし、利便性や経済性だけを求めた従来の開発は、ともすれば自然から受けることのできる大きな恩恵を失わせる結果ともなっています。自然災害の発生や、「いこい「やすらぎ」の場の喪失は、そのあらわれであります。 今後は、自然を守り、「自然と共生」する
都市づくりを目指さなければなりません。このため、その基本となるのが植生や生態系、さらには景観に配慮した認識を持ち、
開発計画の作成に当たっては、その点を十分に考えること。 三つは、文化の醸成についてであります。 本市には、誇りとするすばらしい文化・歴史が数多くあります。これらを継承し、さらにより高いものを創造することが必要です。このための努力を重ね、より
文化的土壌の醸成を行わなければなりません。 とりわけ、陶芸、能楽、茶道など、これらの伝統文化を大切にすることはもちろん、本市との関係の深い分野を発掘し、全国、世界に発信できる文化活動を研究すること。 四つは、市民の
健康保持についてであります。 医療の充実は、
市民生活を守る上で大切なことです。しかし、医療費の増加は現在のシステムでは解決できなくなっています。
サービスの充実と負担が相互関係にあるとしても、市民に負担を求めることは、なかなか理解されないのが現状です。 このため、市民との対話集会を開催するとともに、専門家の協力を得て、市民の
健康管理と病気の
早期発見システムづくりに取り組みます。あわせて、市民1人1人が
健康管理に対する自覚を持てるよう、家族、職場、グループや地域など、あらゆる場所や機会を通して指導を行うこと。 五つ目として、
教育環境についてであります。 次代を担う
子供たちにすばらしい
教育環境を与えるのは、行政の務めであります。ハード面では従来の
鉄筋コンクリートづくり中心の
施設整備の見直しを、ソフト面では
子供たちの心の「やすらぎ」や「安心」が保たれるあらゆる手法の研究をすること。 以上、申し上げた五つの基本的な考え方で、事案によっては専門家の意見や指導を得て、前回の議会で述べました「夢ふくらむ21世紀の
基盤づくり」を推進する覚悟であります。 その実現に向け、今回の
補正予算では、6項目を重点施策として挙げました。 第1は、地域産業の活性化であります。 本市の経済状況も、基本的には国の動向と同じものであると思っております。しかし、温泉観光を基幹産業とする本市においては、観光客の激減がいろいろな分野に波及し、その状況は深刻なものと受けとめております。観光客のニーズに対応した温泉地、特に固有の文化に接するハード・ソフトの整備が必要であります。 温泉地の
景観整備を行うとともに、商店街の活気を取り戻す施策も大切であります。また市内の
観光施設を周遊できるバスの運行、誘客に結びつくイベントの開催、コンベンションの誘致なども、調査しなければならないと思っております。 さらに、市内の各産業や大学・研究機関との連携による新しい産業連携も模索しなければなりません。そのために、
産業交流サロンをつくり、さらなる議論を深めてまいりたいと思っております。 進歩の著しい
情報通信技術を生かした産業振興も研究する必要があります。このため、民間と市職員による「
マルチメディア活用研究会」も発足させました。今後に期待したいところであります。 農業振興につきましては、生産調整を堅持しつつ、転作作物の主産地化を進めるとともに農業機械の導入により生産性を高め、市場対応型「いしかわ米」の生産振興に努めなければならないと思っております。 そのための農業基盤の整備につきましては、計画的に行う必要があります。また、将来的な課題として、有機農法、特にごみの堆肥化による
循環型農業技術の開発も研究しなければならないと思っております。 林業につきましては、
集落リーダーの養成と
しいたけ生産の振興、さらに森林組合の広域合併の促進と、
木材加工施設整備に対する支援を行うこととしております。 水産につきましては、陸と同様、海底の資源保全も考えなければなりません。特に、ごみによる操業の支障が深刻となっていることから、まず市民の海を守る意識を啓発しなければならないと考えております。その上、継続しております第9次の
橋立漁港整備を支援してまいりたいと思っております。 第2は、市民の
福祉保健対策であります。 平成12年度から開始されます
介護保険のための準備であります。本年10月から受け付けが始まります介護認定の申請を前に、市内16地区で説明会を実施したところであります。市民の関心も高く、多く参加され、理解も深まっております。また、このため、受け皿となる
福祉サービス法人を設立しなければならないと思います。 次に、
知的障害者の支援を行う「
地域生活支援センター」を検討するため、その現状、支援内容、施設の必要性等について調査したいと思っております。また、
身体障害者の
在宅福祉サービスを受けられやすくするため、
身体障害者専用の
リフトバスの購入も予定しているところであります。 児童福祉につきましては、児童の立場に立った保育環境を整えることが大切であります。少子化が進む中にあって、保育の内容や方法、運営のあり方について検討しなければならないと考えております。 市民の
健康を確保することにつきましては、医療、保健、福祉の立場から、機能的に連携が行えるよう研究しているところであります。また、
マルチメディアを活用した方法も視野に入れて、研究してまいりたいと考えております。 高齢化・
少子化社会が進む中で、高齢者間や家族によるケアのあり方も含めた福祉の
まちづくりを検討してまいりたいと思います。 第3は、自然環境の保全であります。 恵まれた自然が保全された居住環境により、生活のゆとりと充実感が確保されます。本市においても、これまでの開発行為の中で、数多くの動植物の種類が見られなくなったと聞いております。これらの反省に立って、今後は
開発計画の策定に当たっては、植生や生態系の保護、さらには景観への配慮を優先してまいります。 その基本となる現存・
潜在植生調査や植樹計画を、3カ年をかけて行いたいと思います。あわせて、
子供たちによる樹木の種拾いから石川県
緑化センターでの苗木育成を行い、住民による植樹運動を展開する
基礎づくりを行いたいと思っております。 第4は、教育文化の振興であります。
錦城中学校の大規模改修については、今回の補正で工事費を予算計上をしなかった理由を述べ、御理解を賜りたいと思います。 従来、校舎は外からの遮音や適温を保つ環境の中で教育を受けることができるように、
鉄筋コンクリートづくりとして整備してまいりました。あわせて、災害等の避難施設としての機能を持たせたものであります。 しかし近年、木造校舎が持つ「ぬくもり」や「やわらかさ」等が、成長期にある子供の精神や肉体によい影響を与えると見直されております。このことから、全国的には木造校舎の建設がふえる傾向となっております。 このため、そうした資料を調査するとともに、当中学校の老朽度、防音区域としての立地及び経過年数から、新築とならないか検討を指示したものであります。いましばらくの時間を賜りたいと思います。 次に、読書から得られる感性や知識は、
子供たちの心を豊かにし、夢と無限の可能性を与えてくれます。学校にあるたくさんの図書の活用は、この意味で大変重要な役割を担っております。このため、市内7つの小学校に
図書館司書を配置したいと思います。
子供たちがスポーツや遊びを通じて培われる交流や体力増進が図られるよう、市の
体育施設及び
関連施設について、中学生以下の
個人使用料を無料にすることとします。 加賀市が誇れるものとしては、九谷焼があります。その古九谷を再興した吉田屋の最初の窯跡である
山代再興九谷窯跡は、全国的にも評価される文化財であります。この窯跡の保存と周辺整備を行うことにより、文化財の保護と観光資源の両面から十分生かされるものと考えております。 第5は、市民の
生活安全対策であります。 「119 番」からの急報による的確な状況把握と指令、迅速に対応できる消防隊の編成が確立されていなければなりません。このため、消防庁舎の
通信指令設備と
サイレン制御装置等を整備することとしております。これにより、今まで以上に市民を災害や急病から守ることができるものと思っております。
道路交通網は、
市民生活の
利便性向上に不可欠なものであります。基幹道路としての国道8号線の4車線化については、沿線住民と十分に話し合い、理解のもとに早急に推進しなければなりません。
一般道路、
主要道路並びに
街路整備につきましても、継続的な事業を計画どおり進捗させるとともに、必要に応じ新たな
道路整備も計画しなければならないと考えております。 浸水対策としての河川整備や、雨水対策としての下水路整備、年数を経過している
市営住宅の整備も必要であります。 暮らしに直結する水道、下水道につきましては、継続的な事業を計画どおり進捗させるとともに、
公共下水道の
計画区域外における
農業集落排水事業も推進しなければならないと考えております。 第6は、将来に向けての
都市づくりであります。
行政運営の効率化は、計画的に行うことであります。このため、
総合計画はこれからの施策展開の基本を示す大事なものであります。 これまで「豊かな産業と観光の
まち加賀市」、「豊かでうるおいのある
まち加賀市」、「とりと活力のある
まち加賀市」を将来都市像に掲げてまいりました。おおむね、それに則した成果があったものと思っております。 昨年度から、まさに21世紀と同時に始まる「新
総合計画」の策定に向けた基礎調査を開始しております。今年度は、都市の将来像、経済指標の将来フレームの予測、目標年次の設定等、基本構想の原案を作成することとしております。 計画の策定に当たっては、市内各地区の特性を生かした発展方向を議論するワークショップや、各種団体とのヒアリング、さらに広く内外からの意見を求める
市民懇談会等を開催し多くの市民が参画できる
計画づくりを行うこととしております。なお、計画の策定に当たっては、今後議会とも十分協議してまいりたいと考えております。 それでは、本議会に提案しております議案等について御説明申し上げます。 今回の
補正予算は、
一般会計外4会計を合わせまして、補正総額24億5,753 万円であり、近年の6月
補正予算では最大規模となっております。これは、平成11年度の当初予算のときには事業を固める時間がなかったことから、準
通年型予算としたところであり、今回の
補正予算で政策経費を肉づけし、
年間総合予算として編成したためであります。 まず議案第48号は、平成11年度加賀市
一般会計補正予算で、その総額は16億3,280 万円であります。 以下、これまでに述べてきました事業以外の
歳出補正の主な概要について、目的別に御説明申し上げます。 総務費では
、職員研修として、職員の先進地への派遣や接遇研修、さらにISO14000及び9000シリーズの認証取得の研修を実施し、市民の皆さんに親しまれ、かつ
サービス産業の先導役としての市役所の
行政サービスをより一層充実させるとともに、環境問題にも対応したいと思っております。
有線放送施設は、新設2町を含め順次整備する工事費を、また
地域情報化では、前年度に引き続き
ケーブルテレビの
エリア拡大のための助成費を計上しております。 民生費では、先ほど述べました
介護保険の認定事務のほか、平成12年度の
保険制度開始に向けての事務及びホームヘルパーの養成費用を増額するとともに、
ホームヘルプサービス事業を行う新法人に対して出資します。
保育所関係では、庄保育所の空調機械の入れかえを行います。 国民
健康保険会計への繰出金は、
健康管理及び
介護保険関連の
システム開発としての応分の繰り出しであります。 衛生費では、市営斎場に障害者用のトイレを設置する工事費、また鴨池周辺における稲の二番穂を利用した鴨のえさ調査、絶滅が懸念されるオオミズオオバコの保護とあわせての
美化センター4号調整池の築造のほか、
合併浄化槽の設置助成の増額をそれぞれ計上しております。 労働費では、石川県
勤労者福祉会館の建設にかかる応分の助成費であります。
農林水産業費では、
加賀地区農業共済事務所の建設助成のほか、農林業用の設備・機械の購入や、土地改良の
地元負担金への助成を、また県営の農道3路線の整備とあわせ、
継続事業として市単独の
歩道整備費を計上しております。 商工費では、市内商業の活性化のため、
中心市街地の調査や商店街などのイベントへの助成を行うほか、新しく商店街での空き店舗を有効利用するための助成を設けました。 また、
温泉地街並み修景事業を今年度から、山代・片山津両温泉で2カ年
継続事業として開始します。 土木費では、道路・
街路整備事業につきましては、
生活道路の
整備助成費と
一般道路整備費を上乗せし、
主要道路6路線、歩道1路線、街路3路線、
歴史的景観2路線を、国の
補助内示等によりそれぞれ増減額しております。 河川・下
水路整備事業は、
大聖寺川雨水対策等により増額しております。
調査事業としましては、道路消融雪施設の水源調査1カ所、
市内都市計画図の作成、
市営住宅の地質調査を行います。 また、
道路整備や開発に伴う測量業務の一部を職員が実施するために必要な測量機器を購入し、技術力の向上を図ります。 消防費では、
通信指令設備のほか、
消防ポンプ車の更新と防火水槽3基の設置費を計上しております。 教育費では、錦城、
作見小学校の暖房機械の取りかえ及び、現在整備中であります
東谷口小学校に
夜間照明施設を設置します。
市立図書館においては、近年急速に普及し、世界の情報を手軽に得ることができる
インターネットコーナーを設置し、市民の皆さんに開放します。 諸支出金では、
老朽管更新事業分として、応分の負担を
水道事業会計へ出資いたします。 これらの
歳出補正に充当する歳入といたしまして、
公共事業関連等にかかる国・県の補助金、
介護保険準備のための福祉基金の取り崩し、諸収入等を増額しております。 市債につきましては、借換債を除く
累計予算額で、前年度の6月同期と比較しますと、53%減少して、
財政健全化に向けての抑制基調としたところであります。 なお、不足する一般財源につきましては、
地方交付税と平成10年度からの繰越金を充てております。 議案第49号は、平成11年度加賀市国民
健康保険特別会計補正予算で、その総額は3,926 万円であります。 歳出の主な内容は、
健康管理システム及び
介護保険に関連する国保会計の
事務システムの開発費用であります。 歳入は、国からの交付金・補助金のほか、
一般会計からの繰入金を充てております。 議案第50号は、平成11年度加賀市
下水道事業特別会計補正予算で、その総額は5億2,667 万円であります。 歳出の内容は、国の
補助内示等により、
公共下水道事業の片山津、
大聖寺川処理区、
農業集落排水事業の箱宮、
二子塚地区をそれぞれ増額し、奥谷地区の調査に入ります。 歳入は、国・県の補助金のほか、事業にかかる
受益者負担金、市債、
一般会計からの繰入金を充てております。 議案第51号は、平成11年度加賀市
国民宿舎事業特別会計補正予算で、その総額は130 万円であります。
国民宿舎片野荘のこれからの
管理運営方法のあり方を調査研究する費用でありまして、歳入は、
宿舎事業の調整基金を取り崩すこととしております。 議案第52号は、平成11年度加賀市
水道事業会計補正予算で、その総額は2億5,750 万円であります。
収益的収支では、
下水道工事に伴う給水管の布設がえを増額しております。
資本的収支では、
片山津配水池の
斜面連絡管布設がえ、
七日市送水ポンプ場の
電源装置等の取りかえ、老朽管の布設がえをそれぞれ追加・増額しております。 収入では、企業債、
一般会計の出資金、
下水道会計の負担金、
国庫補助金をそれぞれ増額しているほか、
留保資金等で調整しております。 続きまして、
条例案件等について御説明申し上げます。 議案第53号は、本年10月から審査業務を開始する
介護認定審査会委員の報酬及び費用弁償について規定するものであります。 議案第54号は、
教育研究所を
勤労青少年ホーム内に移転するものであります。 議案第55号から議案第57号までは、小中学生のスポーツの振興を図るため、
体育施設について、新たに中学生以下の使用料を無料とするものであります。 議案第58号は、
東谷口保育所の位置変更を、土地表示の変更により行うものであります。 議案第59号は、いきいきランドかがの施設として
屋外グラウンドを追加するとともに、入浴施設以外の
体育施設について、中学生以下の使用料を無料とするものであります。 議案第60号は、石川県の
雇用拡大関連企業立地促進補助金交付要綱の改正により、
補助対象業種が拡大されることにあわせて、本市における助成措置の対象業種を追加するものであります。 議案第61号は、道路網の拡充整備のため、1路線の認定をお諮りするものであります。 議案第62号は、
介護保険事業における
介護認定審査会を、山中町と共同設置する規約をお諮りするものであります。 以上が、本日提案いたしております議案の概要であります。何とぞ御審議を賜りますようお願い申し上げ、説明といたします。
○議長(林茂信君) 提案理由の説明は終わりました。
△諸報告
○議長(林茂信君) この際報告いたします。 地方自治法施行令第146 条第2項の規定により、平成10年度加賀市
一般会計繰越明許費、平成10年度加賀市
一般会計事故繰越、平成10年度加賀市下水道事業特別会計繰越明許費及び平成10年度加賀市
地域振興券交付事業特別会計繰越明許費については報告第4号から報告第7号をもって、地方公営企業法施行令第18条の2第1項の規定により、平成10年度加賀市
水道事業会計継続費については報告第8号をもって、さらに地方自治法第243 条の3第2項の規定により、加賀市土地開発公社及び財団法人加賀市地域振興事業団の各法人の経営状況については報告第9号から報告第12号をもって、それぞれお手元に配付の書類により報告されておりますことをお知らせいたします。
△休会決定
○議長(林茂信君) 日程第4、休会の件についてお諮りをいたします。 議案審査のため、明12日から16日までの5日間休会いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」と言う者あり)
○議長(林茂信君) 御異議なしと認めます。よって、以上のとおり休会することに決しました。
△閉議
○議長(林茂信君) 本日の議事は、これをもって終了いたしました。 次会は、6月17日午前10時から会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。 午前10時40分閉議 議事日程(第1号) 平成11年6月11日(金) 午前10時 開会日程第1 会期の決定 第2
会議録署名議員指名 第3 市長提出議案第48号から議案第62号まで 一括議題 説明 第4 休会決定 閉議 (写) 発加総第14号 平成11年6月11日加賀市議会議長 林 茂信殿 加賀市長 大幸 甚 議案の提出について 第4回
加賀市議会定例会に提案する議案を、次のとおり提出します。 報告第4号~報告第12号及び議案第48号~議案第62号--------------------------------------- (写) 収加総第6・4-15号 平成11年6月11日加賀市議会議長 林 茂信殿 加賀市長 大幸 甚 説明員の出席について(通知) 地方自治法(昭和22年法律第67号)第121条の規定に基づき、第4回
加賀市議会定例会の説明員を、別紙のとおり通知します。 第4回
加賀市議会定例会説明員名簿 加賀市長 大幸 甚 加賀市助役 村田俊郎 加賀市収入役 下中健治 加賀市市長公室長兼秘書課長 田島孝一 加賀市総務部長 豊原隆治 加賀市福祉保健部長 大庭保夫 加賀市産業環境部長 宮崎 護 加賀市都市開発部長 阿木輝明 加賀市水道局長(下水道部長) 野村徳行 加賀市市長公室次長兼政策課長 皆本眞司 加賀市市長公室
まちづくり課長 西出俊彦 加賀市総務部次長兼財政課長 徳田 弘 加賀市総務部総務課長 山崎外子雄 加賀市総務部税務課長 河原良宣 加賀市総務部会計課長 吉田和雄 加賀市福祉保健部次長兼福祉課長 笹木憲一 加賀市福祉保健部保健年金課長 菅生安芳 加賀市福祉保健部市民課長 吉野順一 加賀市産業環境部次長兼観光課長 小池 衞 加賀市産業環境部次長兼環境課長 東出勝美 加賀市産業環境部商工課長 中出傳市 加賀市産業環境部農林水産課長 岡田秀雄 加賀市農業委員会事務局長 今坂 博 加賀市都市開発部次長兼管理課長 松山泰三 加賀市都市開発部次長兼都市整備課長 山本靖之 加賀市都市開発部技監 右近久喜 加賀市都市開発部土木課長 西出英雄 加賀市都市開発部建築課長 宮 長二郎 加賀市水道局次長兼料金課長 中谷憲男 加賀市下水道部次長兼下水道課長 山根輝久 加賀市下水道部技監 土山靖雄 加賀市水道局水道課長 塚谷裕次 加賀市代表監査委員 寺前英夫 加賀市監査委員事務局長 山本榮一 加賀市消防長 谷本直人 加賀市消防次長 藤野 博 加賀市消防本部総務課長 松村勇一 加賀市消防本部予防課長 中谷盛好 加賀市消防本部消防課長 山本瑞夫 加賀市消防署長 中島良作 加賀市教育委員会委員長 西出忠夫 加賀市教育委員会教育長 藪谷栄一 加賀市教育委員会教育管理局長 岩村晃弘 加賀市教育委員会教育管理局次長兼庶務課長 下口 昭 加賀市教育委員会学校教育課長 中川亮一 加賀市教育委員会生涯学習課長 和田 浩 山代温泉財産区管理会長 山谷進弥 片山津財産区管理会長 東谷外余松 (写) 収加総号外 平成11年6月11日加賀市議会議長 林 茂信殿 加賀市長 大幸 甚 説明員の欠席について(通知) 第4回
加賀市議会定例会説明員のうち、次の者が欠席しますので通知します。+------+------+------+-------+--------+| 所属 | 職 | 氏名 | 期日 | 理由 |+------+------+------+-------+--------+| 山代温泉 | 管理会長 | 山谷進弥 | 6月11日 | 所用のため || 財産区 | | | | |+------+------+------+-------+--------+ (写) 発加監第36号 平成11年3月26日加賀市議会議長 林 茂信殿 加賀市代表監査委員 寺前英夫 加賀市監査委員
吉江外代夫 例月出納検査結果について(報告) 地方自治法第235条の2第1項の規定により、平成11年2月末日現在の現金出納検査を行ったので、その結果を同条第3項の規定により次のとおり報告します。1.検査年月日 平成11年3月25日2.検査の概要 平成11年2月分出納について検査を実施したところ、その収支は別紙のとおりで、
一般会計・特別会計(公営企業会計も含む)ともに収支の計数において違算はなく、指定金融機関の取り扱った収支額と符合していることを確認した。--------------------------------------- (写) 発加監第37号 平成11年3月26日加賀市議会議長 林 茂信殿 加賀市代表監査委員 寺前英夫 加賀市監査委員
吉江外代夫 定期監査の結果について 地方自治法第199条第4項の規定により行った企画課・情報化推進室、
まちづくり振興課・女性青少年室・都市交流室・市民会館・地区会館、文化振興課・加賀アートギャラリー・中谷宇吉郎雪の科学館・文化会館・北前船の里資料館の監査の結果を、同法第199条第9項の規定により別紙のとおり報告する。--------------------------------------- (写) 発加監第5号 平成11年4月27日加賀市議会議長 林 茂信殿 加賀市代表監査委員 寺前英夫 加賀市監査委員
吉江外代夫 例月出納検査結果について(報告) 地方自治法第235条の2第1項の規定により、平成11年3月末日現在の現金出納検査を行ったので、その結果を同条第3項の規定により次のとおり報告します。1.検査年月日 平成11年4月26日2.検査の概要 平成11年3月分出納について検査を実施したところ、その収支は別紙のとおりで、
一般会計・特別会計(公営企業会計も含む)ともに収支の計数において違算はなく、指定金融機関の取り扱った収支額と符合していることを確認した。--------------------------------------- (写) 発加監第11号 平成11年5月27日加賀市議会議長 林 茂信殿 加賀市代表監査委員 寺前英夫 加賀市監査委員
吉江外代夫 例月出納検査結果について(報告) 地方自治法第235条の2第1項の規定により、平成11年4月末日現在の現金出納検査を行ったので、その結果を同条第3項の規定により次のとおり報告します。1.検査年月日 平成11年5月26日2.検査の概要 平成11年4月分出納について検査を実施したところ、その収支は別紙のとおりで、
一般会計・特別会計(公営企業会計も含む)ともに収支の計数において違算はなく、指定金融機関の取り扱った収支額と符合していることを確認した。--------------------------------------- (写) 発加監第12号 平成11年6月9日加賀市議会議長 林 茂信殿 加賀市代表監査委員 寺前英夫 加賀市監査委員
吉江外代夫 定期監査の結果について 地方自治法第199条第4項の規定により行った定期監査の結果を、同条第9項の規定により次のとおり報告する。 消防本部に対する定期監査...